季節のおたより

「ひやおろし」

日が傾いてきたかなと思うと、あっという間に空が茜に染まり日が沈んでしまう。風が透きとおり、天が高く感じられ、ひんやりとした秋の夜長はコオロギの鳴き声が心地よく響く。

 新米にまだ草の実の匂ひ哉  与謝  蕪村

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