季節のおたより

「観月」

岩端やここにもひとり月の客
向井 去来

竹藪と山椒の木を見上げると、雲ひとつない青空…とんぼや虫たちの鳴き声がの訪れを感じさせる。稲作や農作物の収穫に感謝し、十五夜にススキや団子、里芋、栗、豆などをお供えするといいます。

月明かりを全身に浴びながら、虫の声に耳を傾ける…。夜空を見上げ、雲に見え隠れする美しい月を眺めては今夜も月に感謝する。

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