季節のおたより

「味覚の秋です。旬の食材を満喫していらっしゃいますか!?」

吐く息も白く漂うほどに寒い日が続きます。
冬の足音がすぐそこで聞こえているようです。身体温まる煮物や鍋料理に加え、旬の野菜を付けたぬか漬けも楽しみたい次第であります。
昔は、台所が非常に寒く暖房器具も満足にありませんでしたから「冬場は床を休ませる」なんてこともしましたが、今現在では、キッチンは一番いい場所にあるだろうし、何よりお部屋が暖かい。なので、一年中ぬか漬けは楽しめます。ただ、旬の野菜を漬ける(食べる)ことが一番ですね。スーパーなどに行くと、私もついつい夏野菜(果物)を選びがちですが、それらは当然身体を冷やす訳ですから、寒い季節には根菜類などの食材を選んで食べればぬか漬けもおいしく漬かるし、何より身体が喜びますぞ。

庭先に吊るした大根。まだまだお日様と寒風にさらされて、しんなりするまで干しておきます。干した大根のぬか漬けは普段の大根より甘みが増して、また違ったおいしさが味わえます。

今朝、地元で取れたばかりの白菜と小かぶ。白菜は塩漬けや甘酢漬け、キムチにぬか漬けはもちろん蒸したり鍋に入れたりとこの時期欠かせない食材ですね。かぶには100種類近くの品種があるらしく!!、とても覚えきれませんが…。「葉」の部分は、長めに漬けて細かく刻んだものを削り節や納豆と合えたら立派なひと品の出来上がり。

↑phuongチャン 長く日本で暮らしているが、「将来ベトナムに帰ったら日本の漬物やぬか漬けをやりたい!」と只今ぬかどっこで修業中。

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